映画『金の国 水の国』レビュー&感想
こんばんは。
22歳大学生です。
1月27日公開、『金の国 水の国』公開日にさっそく観てきました。
⚠︎以下ネタバレ最大限注意しておりますが、展開が予想できてしまう部分がございます。鑑賞前の方は自己責任でお読みください。
作品概要
100年断絶している2つの国。
金の国の誰からも相手にされないおっとり王女サーラと水の国の家族思いの貧しい建築士ナランバヤル。
敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ偽りの夫婦を演じることに。
深刻な水不足によるサーラの未来を案じたナランバヤルは、戦争寸前の2つの国に国交を開かせようと決意する。
お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の〈やさしい嘘〉は、国の未来を変えるのかーーー
公式サイトより引用
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こんなにもまっすぐな作品があるのかと驚くほど、メッセージがストレートに伝わってくる作品で、映画鑑賞後優しい気持ちになれるような、浄化されるような、とにかくやさしい作品でした、、
浜辺美波さん演じる自分の外見に自信がないけど、優しくて実は芯が強いサーラと、賀来賢人さん演じる一見ただのお調子者のように見えるけど実は家族思いで機転が効く、ナランバヤルどちらも素敵すぎました。
「自分と遠くかけ離れた存在というより、むしろ周りにいそうな、親しみのあるキャラクターをあえて描いてみました。」
(FASHION PRESS様のインタビュー記事より引用)
と原作者の岩本ナオさんが仰っていた通り、共感ポイントも多く親しみやすいキャラクターがとても魅力的な作品でした。
戦争や新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で何となく世の中が落ち着かない、イライラしている人も多い今だからこそ平和の大切さを改めて感じました。
見えている面や先入観のみで相手がどんな人か、無意識のうちになんとなく推測してしまうことも多い私たちですが、先入観で判断してはいけないと改めてハッとさせられるような場面がいくつもありました。
そして何よりこの作品、素敵な言葉が溢れすぎていてメモ帳持っていけば良かった、、、と思いながら見ていた。
わたしは「いつでも難しい方の道を選んでください」という言葉が心に残りました。
これから社会人になり、日常の些細なことから人生を左右する大きなことまで選択する機会が増えてくると思います。そんな時、つい楽な方、簡単な方を選んでしまいそうですがこの言葉を思い出して、難しい方の道を選ぶことができるような強く逞しい大人になりたい!と強く思いました。
きっとあなたの心にも響く言葉が待っているはずです。(お時間ある時にでも、ぜひ印象に残った言葉を教えてください。)
そんなこんなで本編を見終わり浸っているとそれはまあ素敵でエモすぎるエンドロールが、、、最後まで世界観に浸ることができる素敵な作品でした。
疲れた時、優しい気持ちになりたい時、リフレッシュしたい時、ぜひご鑑賞ください。